波松地区の狛犬たちが展示されます。

あわら市郷土歴史資料館において、あわら市内の神社に奉納されている笏谷石の狛犬が展示されます。

波松白髯(しらひげ)神社からも江戸時代の村の生業に根差した小さな狛犬20体を出展します。

他にも、普段は見ることができない地域のお宝狛犬が初公開されますのでぜひご覧ください。

令和6年度特別展「越前特有の石造狛犬大集合!ー地区のお宝狛犬初展示ー」

会期:2024年7月27日(土)~10月27日(日)
休館日:毎週月曜日、毎月第4木曜日(それらの日が祝日の場合はその翌日)
時間:午前9時30分~午後6時まで(最終入館は午後5時30分)
会場:あわら市郷土歴史資料館(福井県あわら市春宮二丁目14番1号 金津本陣IKOSSA2階)
入場料:一般300円 団体240円(小中学生、市内の高校生、70歳以上、障がい者は無料)
https://www.city.awara.lg.jp/mokuteki/education/kyoudo/tenrankai/602/p014023.html

波松白髯(しらひげ)神社石造小狛犬
(すべて15cm以下)

今回出展する波松白髯(しらひげ)神社の小さな狛犬の由来
白髯神社の御祭神は海上安全、塩づくりの神である塩土老翁神(しおつちおじのかみ)で、境内には4つの網元の守り神だった船石祠(ふなせきし)と小さな狛犬約200体が保存されています。小さな狛犬は、江戸時代に村の若衆たちが北前船の船員として乗り込む際、航海の安全を祈り笏谷石でこさえ(作り)白髯神社に奉納したものと伝えられています。

狛犬を安置する波松白髯神社が、下記YouTubeで紹介されました。こちらもぜひご視聴ください。

漁業と塩づくりの守り神【あわら市白髯神社】 日本財団 海と日本PROJECT in ふくい 2022 #10

海と日本プロジェクト様 チャンネル